消費者金融業者を利用している場合、親にばれたくはないものですが、もし消費者金融業者からお金を借りていて、お金が何らかの理由で返せなくなった場合、親が借金を返してくれるのでしょうか。今回はもし何らかの理由で借金の返済が出来なくなったときに、親が肩代わりして返済をする方法を紹介します。
ローンは計画的に
学生ローンに限らず、消費者金融業者からのローンに関してですが、きちんと返せるだけを借りて上手に利用するのが非常に重要です。返せない程、お金を借りてしまっては、最終的に困るのか借りた本人です。
学生ローンも消費者金融業者もきちんと計画を立てて借りる場合、そこまで危険なものではありませんが、無計画に借りてしまいますと、返済が厳しくなってしまい、最終的には数年間はブラックリストに名前が載ることになります。
ブラックリストに名前が載った場合、5年~7年程度は、どの消費者金融業者からもお金を借りることはできません。また、ローンを組むこともできません。例えば、大学を卒業して地方で働くことになった場合、車を購入する必要が出てくるのですが、車を購入するためのマイカーローンを組むことができないわけです。
また、近年では携帯電話を購入する場合もローンを組まなければ購入することができないケースもありますので、単純に携帯電話をはじめとしたクレジットカード関係の利用も難しくなると思われます。
借りる際には、事前に用意されている返済シミュレーションを利用して、どの程度なら生活の質を落とすことなく返済することができるのかを考えて利用する必要があります。
親が変わりに返済をする
消費者金融業者や学生ローンを利用しているのは、家族にばれたくないものですが、もし借りたお金を返せなくなった場合、借金を親に肩代わりしてもらうということはできるのでしょうか?
法律上の観点からは、成人済の子供の借金の返済義務というのは、親には生じません。
つまり、親は返す必要が無いのです。とはいえ、親の多くが肩代わりをしてくれる可能性が高いのは事実です。その場合、子供の代わりに親が返済をするための手続きというのをとる必要があります。
それは、利用者本人(子供)の同意を得る必要あります。子供がお願いをしているので、同意を得ていることにはなります。
子供の同意を得たらどうすればいいのか
子供の同意を得て、例えば消費者金融業者の店舗へ行き親が返済をするとなると、少し注意が必要です。もちろん、子供と一緒に行き返済をすれば問題はないのですが、親だけが店舗に行き返済をするとなると、お金を受け取ってもらえない場合があります。これは消費者金融業者のプライバシー保護の観点から、仕方のないことです。
そのため、親が1人で店舗に行き、返済をする場合は、本人(子供)宛に届いたハガキ・封筒などの書類などを持って行きます。
その上で、消費者金融業者は本人(子供)に同意の証明を得る必要がありますので、本人へ電話をして、代わりに親が支払うことの同意をしていることに確認がとれれば、返済が可能となります。
ATMなどを利用すれば、種々の手間は不要
消費者金融業者の自社ATMを利用する場合は、お金さえ持って行けば、返済をすることが可能ですが、提携ATMの場合はキャッシングカードや暗証番号が必要になります。
もちろん、前述のような本人(子供)への確認の電話などは必要ありませんし、本人確認書類なども不要です。
一番手間がかからない方法といえます。
まとめ
学生ローンや消費者金融業者からの借金に関しては、家族にばれないように利用するものですが、もし返せなくなった場合はどうしても親に頼りたくなるのが人情です。
もし、親が返済を手伝ってくれる場合、下記の3種類の返済方法があります。
- 親子そろって店舗に行き返済
- 親だけ店舗に行き返済
- ATMから返済をする
親だけ店舗に行って返済をする場合、本人(子供)に、同意の電話が消費者金融業者からかかってきますし、ハガキや封筒・そのた本人確認の書類などが必要になり、割と面倒くさいといえます。
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