学生ローンは、あくまで借りたお金になりますので、必ず返済をしなければなりません。しかし、疑問として借りた学生ローンは学生のうちに返却をしなければならないのでしょうか。
学生ローンの返済期限
学生ローンと名前がついていますので、学生のうちにしか利用することが出来ないという学生ローン業者が多くなります。
そのため、学生のうちに借りたお金は学生のうちに返さなければならないと考える人が多くいると思われます。
学生ローンに関してですが、申込みの時点では学生であることが求められますが、返済は卒業をしてからでも続けていくことが可能です。
つまり、卒業前に全額を一括で耳をそろえて完済しなければならないというわけではありません。
返済までの期間は?
学生ローンは最大で契約から5年で完済しなければなりません。つまり、最大で60回払いとなります。
しかし、業者によっては月々の返済額が決まっていることが多いので、少額を60回にわたって少しずつ返済していくということは、難しいといえます。
例えば、最低返済額が3,000円の場合、50,000円を借りたら、最長で17回の返済となります。つまり、1年5か月の返済で終わります。そんため、最大で5年あるのだから1年に1万円ずつ返済していくという手法ではだめなのです。
たた、返済方式などは業者によって異なることがありますので、金利さえしっかりと収めてくれれば、ゆっくり返済しても問題が無いという業者も存在しています。
もちろん、早く返済することができれば、金利の支払いも余分に支払う必要がなくなりますので、総支払額が減ることにもつながります。
予定よりも返済が早く終わるケース
50,000円を借りて、月々に3,000円ずつ返済をすれば17ヶ月がかかります。
ただ、3,000円はあくまでも、最低返済額になりますので、別に律儀に3,000円ずつ返済をし続ける必要はありません。お金に余裕がれば、例えば5,000円ずつ返済をしていっても問題はまったくありません。
予定よりも早く返済することを繰上げ返済というのですが、繰上げ返済をすれば学生ローン会社との関係がよくなり、次に借りる際は少し優遇されることもあります。また、精神的なストレスというのも少なくなります。
なにより、返済総額の観点からお得になりが、返済額が収入の半分を超えてしまいますと、非常に生活が大変になると言われていますので、繰上げ返済にこだわりすぎて、生活が困窮してはいけません。
実質年率について
実質年率とは、1年借りたときの利息です。月率や日率という言葉もあります。
もっと詳しくの述べると、実質年率は借りた「お金」と「利息」だけではなく、手数料、保証料といった諸経費も含めて計算したものを、実質年率といいます。この実質年率を計算すると、元金以外に学生ローン業者に支払う金額が解ります。
学生ローン業者は、利息を実質年率にて表示しなければならないと法律で決められていますので、この実質年率がなく、手数料や保証料を表示しない悪徳業者には注意が必要です。ただ、多くの学生ローン業者は手数料と保証料を無料としていますので、実質年率は元金に対する利息と考えて問題はないでしょう。
そして、元金をできるだけ減らした方が発生する利息も少なくなり。また、学生ローンの金利は、他のカードローンと比べると金利が高く設定されていますので、元金をいかに減らすかが、学生ローンをうまく利用する際のポイントになります。
利息をもっとも低く抑えるには、先月に借りたお金を今月に全額返済することです。現実的ではありませんが、方法の1つです。
まとめ
学生ローンの返済期間は最大で5年の60回払いというのが一般的です。しかし、例えば5万円を借りて、年に1回ずつ1万円の返済というのはできません。
それは、最低返済額というものがあります。最低返済額以上の金額で返済をしなければならないのです。
また、返済期間は短くした方が利息が余計にかかりませんので、返済総額が少なくて済みます。
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