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学生ローンの場合、原則として「担保」は不要です。そのため、学生でも気軽に利用することができるのですが、この担保とはいったいどのようなものなのでしょうか。そして、担保がないとなぜ気軽に利用することができるのでしょうか。今回は学生ローンと担保の関係について紹介をします。

学生ローンと担保

例えば、住宅ローンなどを利用する場合、担保や保証人というものが必要になります。しかし、学生ローンの場合は担保が不要となっています。

この担保とは物上保証とも呼ばれますが、いったい何かといえば、借金のカタです。借りたお金が返せないときに、その担保となっているものが没収されるのです。

例えば、住宅ローンでは、住宅ローンの返済ができないという場合、住宅が債権者に没収されてしまい、競売にかけられます。競売とはオークションのようなものですが、競売で住宅が売れたらそのお金を借金の返済にあてるわけです。この担保というシステムは、住宅のみならず、ローンを組んで車を購入する場合でも車を担保にしてお金を借りるケースもあります。

質屋にもこの担保のシステムがあります。現在は質屋からお金を借りる人は少ないので、質屋=ブランド品の買い取り業者になっていますが、利息と借りたお金さえ持っていけば、預けたブランド品を回収することが出来ます。利息に関しては、学生ローンや消費者金融業者よりも高額になりますので、質屋に担保として預けたものを回収にくる人の方が珍しいでしょう。

学生ローンや消費者金融業者の場合、この担保を必要とすることなくお金を貸してくれます。

なぜ、担保が不要なのか?

これは、融資の限度額が低いためです。例えば、学生ローンは最大50万を融資限度額としており、基本的には1万円とか10万円などの小口融資ばかりを取り扱っています。

実際問題、50万円を借りようとした場合、単純に年収が150万円以上ないと、総量規制にひっかかり、融資を受けることができません。また、50万円を借りるのであれば収入証明などの提出を義務付ける学生ローン業者もあります。つまり、学生ローン業者は1万円~10万円程度の少額しか借りないという人の方が圧倒的に多くなります。

その場合、返せない人は少ないので、わざわざ担保などを設定する必要が無いのです。逆に手続きを煩雑化してしまうと、学生の利用者は少なくなってしまい、学生ローン業者にとってもあまりメリットが無いのです。

担保がないので高金利

ただし、担保がない分、学生ローン業者や消費者金融業者は金利が高く設定されています。特に学生ローン業者に関しては、実質金利15%~18%と法律で定められている上限いっぱいまで設定しているところが多くなります。

これは、もし貸したお金が回収できなくても、利息だけである程度の利益を出すことができる工夫です。そのため、保証人や担保を立てて、確実に貸したお金を回収する必要性が薄くなります。

しかし、高金利だとはいいましても、その分、金利優遇の制度がいくつかあります。それを利用することで学生ローン業者の中には金利0%になるところもあります。また、大手消費者金融業者の場合、30日間無利子等のサービスがありますので、業者をきちんと選んでお金を借りることが重要です。

まとめ

学生ローンや消費者金融業者は借りやすさを売りにしていますので、担保などを設定していません。担保は自分の所有物を借金のカタにして、借りたお金が返せないのであれば、その借金のカタを没収するという制度です。

しかし、学生ローンや消費者金融業者は高額な金銭を貸すケースよりも小口融資の方が多いので、わざわざ担保を設定させるよりも、担保不要にして多くの人に利用してもらった方が利益に繋がります。

ただ、貸し倒れ対策として、高金利としていますが、学生ローン業者等は金利優遇条件を利用することで、金利を低くすることが可能です。また、消費者金融業者でも30日間無利子などのサービスがありますので、利用する業者を選ぶことで、お得に利用することが可能です。