学生ローンであっても、必ず返済をしなければなりません。借りたお金は返す。これは必ずしなければならないことなのです。では、借りたお金を返さないとどのようなペナルティーが発生するのでしょうか。そして、どのような不利益が生まれるのでしょうか?
お金が返せない
学生ローンは無担保無保証人で借りることができ、審査自体も電話だけで済んでしまうことが多いので、簡単にお金を借りることが出来ます。
貸金業法にて総量規制というものができ、年収の3分の1までしかお金を借りることが出来ないとはいいましても、学生の多くはアルバイトであり、収入が増減する可能性が極めて高いのです。また、テスト期間などをはじめ、何らかの理由で働けない月というのもあるでしょう。
さらに言ってしまえば、単発のバイトでも審査を通ることが出来ますし、ウソを言っても審査を通りお金を借りることができてしまう現状があります。
あまりにも簡単にお金を借りることが出来てしまうので、無計画にお金を借りすぎてしまい、返済をすることが出来ないというケースが出てきてしまいます。
返済の遅延は?
学生ローンカレッヂを例にして挙げれば、返済予定日から7日遅れると遅延となります。
この遅延になったらどのようなリスクが生じるのかといえば、年率20.00%(月利1.66%)の遅延利息というものが発生します。これは学生ローンガレッヂに関しては遅れた月にのみのペナルティーであり、翌月から通常の金利に戻るようです。
また、学生ローンガレッヂの場合、返済予定日に返済することが難しければ、事前に電話連絡をすることで待ってもらえる可能性があります。
しかし、信用に関しては低くなってしまいますので、次の融資の際はある程度のペナルティーが生じる可能性があります。
返済のペナルティー
学生ローンガレッヂを例に返済のペナルティーを紹介しましたが、一般的にペナルティーとして遅延損害金というものが発生します。これは通常の利息よりも高い利率なのが一般的です。
単純にお金がなくて返済することができないという人にとって、この遅延損害金はかなり重たいダメージになることは間違いないでしょう。
これは遅れた分だけの日割計算で増えていくことの方が多いので、支払日から遅れてしまえば、しまうほどに遅延損害金は加算されていき、頭を悩ますこと間違いなしです。
ブラックリストにも名前が載る
さらに、常に支払が遅れる人に関してはブラックリストに名前が載ってしまいます。これは様々な金融業者で共有をされ、5年~10年たたないとブラックリストから名前が消えません。
つまり、卒業して数年後に車を購入しようとローンを組む場合、審査が厳しくなる可能性があります。もちろん、カードローンなどの審査も難しくなることは間違いありません。
ちょっとした油断により、将来大きな不利益が生まれるのです。
まとめ
学生ローンだとしても、借りたお金を返さなければなりません。毎月かならず訪れる返済日までにお金を用意することができませんと、遅延損害金というものが発生します。
遅延損害金とは、遅れてしまった罰であり、通常の利息よりも高額な利息を請求されてしまうわけです。遅れれば遅れるほど、日割計算をしていますので、遅延損害金は高額になります。
さらに、ブラックリストに名前が載り、数年の間はローンを組む際の審査が厳しくなります。
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