学生ローンを利用する際に、気になるのは、どのくらいの融資を受けることができるかです。今回は、学生ローンの借り入れ限度額について紹介をします。
いくらまで借りることができるのか?
学生ローンならば、借入限度額に関して、そこまで多く借りることができないのでは、と思うのではないのでしょうか。
学生ローンであっても、貸金業法の総量規制の対象になるので、年収の3分の1以上は借りることができません。
例えば、複数の学生ローン業者を同時に利用しても、利用した情報が学生ローン業者の中で共有化されていますので、複数の学生ローン業者を同時に利用したとしても、合計で年収の3分の1以上は借りられません。
つまり、学生ならば、アルバイトによる年収の3割くらいまでが、借入限度額と考えるといいでしょう。
もちろん、家族からの仕送りなどは収入にはカウントされませんので、無収入の人はお金を借りることはできないのです。
限度額を上げるには?
年収の3分の1までは最大で借りることができますが、学生ローン業者の中には、10万円を最高限度額にしているとところもあります。
もちろん、50万円までの融資を可能にしているところもあります。このような高額の融資を可能にしていると学生ローンを相手にした場合、必要のない手段になります。
では、10万円を最高限度額にしている学生ローンの場合、限度額を上げるには、下記のようにすればいいでしょう。
- お金の利用目的がはっきりさせる
- 利用目的の証明書を提出することができる
通常、学生ローンの審査は電話で行われて、書類などは必要ないのですが、利用目的の証明書を提出すると限度額が大きくなり、その上、金利も低くなる傾向があります。
例えば、学費のためであるのなら、学費の請求書を提出することになります。
借入先を選ぶことで、このような面倒くさい手順を踏む必要はありませんが、融資を受けた場合、必ず返済をしなければならないので、返済できる金額だけを借りるようにするのが重要です。
借りられる額をアップさせるには
これは、学生ローン業者との信頼を高めることにつきます。
つまり、借り入れた後に、きちんと返済をしていき、信用度が高まれば、限度額の増額も可能になることもあります。当然ですが、返済が遅れてしまいますと、業者からの信用が落ちてしまいますので、借りられる金額の増額は難しくなるでしょう。
そのため、アルバイトの収入で、毎月、収入にばらつきがあるのなら、多いときの給料を報告するのではなく、わざと少ないときのお給料額にあわせて申し込むことで、返済が滞るというケースが低くなります。
収入と返済のバランスだけで、借り入れできる額も決まるわけでもありません。信用が何よりも重要です。信用がなくなれば、借りることも難しくなりますので、注意をしましょう。
まとめ
学生ローンの限度額ですが、貸金業法の総量規制により年収の3分の1以上は借りることができないとなっています。
しかし、学生ローン業者の中には10万円と限度額を定めている場所もあります。
これらの学生ローン業者を選ばないということが、もっとも簡単に多くの金額を借りる方法ですが、利用目的と利用の証明書の提出を行なうことで、限度額を増額してくれる可能性があります。
また、何回もお金を借りて信頼を築くことで、借りられる額をアップさせることも可能です。
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